兎に角大変な薪の調達

多大な費用をかけながら、薪ストーブをやめてしまう人は多いです。

薪ストーブをやめてしまった一番の理由は、

薪が手に入らないから

・・・の様です。

山の様に積まれた薪

薪ストーブを設置しようと思った時、なぜそれが分からなかったのか?

本人がもっと情報を仕入れなかったのも原因でしょうが、
薪ストーブを売る業者も薪の調達の困難さを十分伝えていないのも良くないと私は思います。

それなので、薪ってどんなに大変か! 下に記します。
 

薪の調達が難しい理由一覧

薪を調達する上で主な問題・課題を下に記します。
下の問題だけでも、薪の調達は誰でも出来るものではないという事が分かるかと思います。

薪の調達は大変な労働

  • 自分が薪にする木を探しているのが知られていない
  • 木が置いてあっても誰の木か分からない
  • 放置されている木があっても量が多く、木が大きい
  • 木を運ぶのに適した車が無い
  • 木をもらっても置いておくスペースがない
  • 木を切ったり、薪割りすると庭が汚れる
  • 薪を調達したり、薪割りする暇がない
  • 重い木を運んだり、割ったりする体力がない
  • 薪を置いておく棚を自分で作らなければならない

木を持って行ってくれる人を探す方も大変

私が事務局をしている富士山薪ストーブクラブでは、下のサイトで薪情報を募集しています。

薪情報のご連絡先
富士山薪ストーブクラブでは、薪ストーブにくべる木を探しております。伐採した木などの情報を募集しております。下の富士山薪ストーブクラブ 事務局にお電話頂くか、連絡フォームに入力の上、送信して下さい。事務局よりご連絡差し上げます。薪情報 ご連絡

そこから、”木を持って行ってくれる人を探している”という方からご連絡を頂きます。

「やっとホームページで見つけて、連絡しました。」
・・・と言われます。

木を持って行ってくれる人を探す人

そういう方々からすると、木を持って行ってくれる人を探すのが難しいと感じられている様です。

お互いがマッチングするというのは、困難なのが現実に様です。

実は難しい薪の条件

出来るだけ楽に薪を調達出来ないか?
毎年、薪を作っていると色々考えます。

薪の調達が困難なのは、条件があるせいでもあります。
主な薪の条件を下に記します。

針葉樹は薪にあまり向かない

杉や檜など、植林された木は間伐されます。
それ故、木をきったのだけれども持って行って欲しいと薪情報をもらい易いです。

植林された針葉樹

でも、薪ストーブ愛好家は杉や檜には手を出しません。
薪ストーブに入れると直ぐに燃えてしまいますから。

同様に松も良く切られて、情報を得やすいです。
松は燃やすと煙突にススが溜まり易いと言われ、薪ストーブには敬遠されます。

薪に向いている木は重い

薪ストーブをやっている人に人気なのは、下記の樹木などですね。

  • ナラ
  • クヌギ
  • ケヤキ

広葉落葉樹が薪に向いていると言われています。

広葉落葉樹

これらの木は概して重量があります。
それ故、燃やした時に火持ちがいいのでしょうね。

でも、重いと運搬に苦労しますし、怪我をし易いです。

薪は乾燥させなければならない

木を切れば直ぐに薪に使えるのでしたら、どんなに楽でしょうか。
薪ストーブにくべられる状態にするには、乾燥させなければなりません。

乾燥させるという条件がハードルを高くしています。

どれだけ乾燥させればいいのか?

一般的に薪に含まれる水分の量が20%前後になるまで、薪は乾燥させなければならないと言われています。

乾燥していない木を入れると、薪ストーブの火力が上がりません。
それに煙突から黒煙が出ます。
ススも溜まり易いです。

乾燥は薪の必須条件です。
だいたい含水率が20%程に乾燥させるには、一年半もかかると言われています。

乾燥の為に調達する木の条件

薪にするには出来るだけ水分が少ない状態の木が向いています。
例えば春先、芽吹いている木は水を地面から沢山吸っています。切ると切り口は濡れています。

下の木の切り口は3月中旬頃のものです。
水が噴き出しています。

春先には水分を吸うので切り口は濡れている

こういう状態の木は乾燥させるにの時間がかかります。

それ故、薪にするのには、葉が落ちた冬に切った木が向いています。
光合成をしない木は水を吸っていないからです。

乾燥させる為に必要なもの

薪割りしてもその木は使えるのは一年半後
・・・となると2シーズン先という事になります。

つまり、3シーズン分近くは薪をストックさせておかなければならないという事です。

それには薪棚が結構な数必要です。かなり場所を取る事になります。

兎に角、薪を調達するには大きなスペースが必要になります。

薪の調達ですさむ心

薪にする木を調達するのは困難なのですが、それでもどうしても木が欲しいと言う人がいます。

本当は薪ストーブで心癒されるものなのですが、薪にする木欲しさに心がすさんでしまうのが残念です。

薪が欲しいあまりに心がすさんでいく人

その様な事例を下に記します。

自分だけ木を独占したい

みんなに木をくれると言ってくれているのに、他の人に木を取られまいとする人がいます。

薪情報はなかなか入手できないので、焦るのだと思います。

エンジンチェンソーは使わずに木が欲しい

エンジンチェンソーは危険なので自分は使いたくない。
その危険なエンジンチェンソーを他の人に使ってもらって、自分は他の作業をするので、木をもらいたい。

この様な話をする人がいます。

薪にする木を得るには、エンジンチェンソーは必需品です。
購入して使える様になってもらいたいです。

薪づくりにはエンジンチェンソーが必需品

誰かに木を車で運んできて欲しい

木にはアリ、蜘蛛、ダニ、ムカデなどがいたりします。
木を運搬するのに自家用車だと車内がどうしても多少は汚れます。

それで誰か、軽トラックを持っている人に運んで欲しいという人がいます。
自分でレンタカーを借りればいいのでしょうが、お金を出したくないのでしょう。

軽トラックのレンタカー

力仕事が出来ないけれど木が欲しい

女性の一人住まいでも薪ストーブを設置する場合があります。
女性でも体力がある人なら木を運べるでしょう。

でも、小柄であったり、痩せている場合、薪作業は難しいと思います。

そういう方は本人も力仕事は出来ないと分かっていますね。

それでも薪は買わずに、木を得たい!
・・・と言って誰かにやってもらおうというのは、無理がある気がします。

 

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