家が暖かい薪ストーブの設置場所

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真冬でも薪ストーブで家中暖かくなるといいですね。

それには、薪ストーブの設置場所がとても重要です。
しかし、多くの薪ストーブはベストの設置場所に置かれていません。

それ故、家中暖かいなんて事にはなっていません。

  • 最も家を暖かくする薪ストーブの設置場所はどこなのか?
  • なぜ、薪ストーブはベストポジションに設置されないか?

薪ストーブの設置場所の現実と理想について記します。

薪ストーブをどこに設置するか考える

 

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薪ストーブの理想的な設置場所はどこか?

暖気は横に移動するより、上に行きやすい。

とても簡単な理屈です。

それ故、薪ストーブが家の真ん中に設置するのが理想です。

煙突は屋根の一番高い所の近くに設置する事になるでしょう。

家の真ん中に薪ストーブを設置

でも、薪ストーブは大きいですからね。
家の真ん中にあったらさぞかし邪魔でしょうね。

薪ストーブの設置場所は選べない

現実的には薪ストーブの設置場所は限られています。
それには下の様な理由からでしょう。

  • 薪ストーブより優先すべき事項が多い
  • 薪ストーブには間取りが悪い
  • 煙突を通す程、屋根に強度がない
  • 日本の住宅には薪ストーブが合わない

理想通りにはいかない薪ストーブ設置場所の現実について以下に記します。

現実の薪ストーブの設置場所

本当は薪ストーブの設置場所も考慮して家の設計をして欲しいです。
でも、家が建築された後から薪ストーブを設置しようとする場合、おのずと薪ストーブを置ける場所は決まってしまいます。

自由にどこでも設置できる余地はありません。
これは中古物件でも新築建売住宅でも同じです。

例えば、窓と薪ストーブ
窓の前には薪ストーブは置くのは嫌ですよね。

窓の前に薪ストーブを設置すると

見晴らしが悪くなるだけではありません。
可燃性のカーテンなどは具合が悪いです。カーテンが無いと夜は外から家の中が丸見えになりますよ。

この様に色々考えると薪ストーブが設置出来るのは、端っこという事になりますね。

窓やドアがないコーナーがあるでしょうから。

隅に追いやられる薪ストーブ

2面の壁で支えることになるので、煙突が受ける台風の力にも耐え易くなります。

薪ストーブの設置に合わない間取り

日本の住宅の場合、薪ストーブで家中暖まり難い間取りが多いです。

その様な薪ストーブに合わない間取りの例を紹介します。

部屋の外の廊下に階段がある間取り

仮に家の真ん中に置けたとした場合でも、下の間取りの場合は2階は暖かくならないでしょう。

階段が扉の向こうの廊下にあります。
家の真ん中ですと薪ストーブの上に吹き抜けは作り難いですよね。

扉で暖気が上がらない様にしています。

廊下のある間取り

日本の家屋は部屋それぞれを冷暖房するという前提に作られていますからね。

玄関の前に階段がある間取りは多くの家で見られます。

寝室が奥まった所にある間取り

富士山薪ストーブクラブのメンバーでも薪ストーブを焚いても、寝室が暖かくならないので困る
・・・という人は結構いますね。

下の様にキッチンの奥に寝室がある様な間取りの場合、薪ストーブの暖気が届きにくいです。

寝室がキッチンの奥にある間取り

動線などを考えると、どうしても薪ストーブの設置場所は右下のコーナーになってしまうでしょう。

寝室から遠いです。

3つの提案 薪ストーブを設置する場所

理想的な薪ストーブの設置場所でなくとも、家を暖かくする方法があります。

私から3つの提案を以下に記します。

出来るだけコーナーを避ける

少しでも家の中央に薪ストーブを近づける様にしたら、暖かり方が変わって来ます。

壁際でもいいと思います、コーナーでなければ。
家の端っこは出来るだけ避けましょう。

コーナーを避け壁際に設置した薪ストーブ

吹き抜けをやめる

ちょっとした隙間さえあれば、2階は暖まります。
だから吹き抜けはいりません。

私が提案したいのは、下の様な間取りの様に、階段の前の薪ストーブの設置です。

階段の前に薪ストーブを設置する間取り

階段のスペースだけで2階は薪ストーブの暖気が上がるでしょう。
寝室に薪ストーブが近いので、冬の寒い夜でも、暖かく寝れるでしょう。

煙突の設置もし易い筈です。

天井を低くし、屋根の傾斜を緩やかにする

薪ストーブを家の端っこ、コーナーに設置せざるを得ない。
リビングも吹き抜けにしたい。
切妻の大屋根にしたい。

そういう場合でも、屋根の傾斜によって暖かさの伝わり方が全然違います。

私がお薦めするのは、下の図の右の家です。
天井を高くし過ぎないで緩やかな屋根の傾きです。

家の形による薪ストーブの比較

屋根の頂点が家の中央にある左の家は2階の空間が大きくなります。
それに薪ストーブの真上の天井を高いです。
暖気は2階にどんどん行ってしまい、1階には伝わり難くなります。

右側の家の方が薪ストーブの効果を感じやすいです。

 

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